施行日までの準備チェックリスト— 10項目・時系列版
公開: 2026年7月20日
カスハラ対策義務化(制度の全体像はこちら)の施行日は2026年10月1日。
逆算すると、文書の整備と周知は9月中旬までに終えておきたいところです。
やるべきことを時系列の10項目に分解しました。
今すぐ(7〜8月)
1. 自社が対象かを確認する
労働者を1人でも雇用していれば対象です。
パート・アルバイトのみでも変わりません。関連:制度の全体像
2. 現場の実態を軽く棚卸しする
過去1年でカスハラに当たりそうな事案があったか、現場に聞き取り。
件数と類型が分かると方針・マニュアルの力点が決まります。3. 対応方針のたたき台を作る
「組織として毅然と対応する・従業員を守る」を明文化した基本方針。
ゼロから書かず、ひな形から自社用に調整するのが早道です。関連:方針の書き方とひな形
9月中旬まで
4. 相談窓口を決める
専任は不要ですが、「誰に・どの手段で相談できるか」を決めて周知するだけでは足りません。
相談に対応できる手順、関係部門との連携、担当者向けのポイント共有、相談者のプライバシー保護と不利益取扱い禁止の周知まで含めて整えます。関連:中小向けの最小の型
5. 対応マニュアルを整備する
現場の初期対応 → 上長へのエスカレーション → 対応打ち切りの基準、の流れを1冊に。
判断を個人に背負わせないための文書です。関連:マニュアルの作り方
6. 記録様式を決める
いつ・どこで・誰が・何を・どう対応したか。
様式を先に決めておかないと、事案が起きてから記録は残せません。関連:記録すべき9項目
7. 従業員に周知する
方針・窓口・マニュアルを朝礼や社内掲示・チャットで共有。
周知した事実(日付・方法)も記録しておきます。
施行前後(9月末〜10月)
注意
本チェックリストは公表資料に基づく一般的な準備手順の整理であり、法的助言ではありません。
自社の義務の詳細は厚生労働省の指針等の一次資料と、弁護士・社労士等の専門家にご確認ください。
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